キリングループロジスティクス株式会社様と異業種間の繁閑差を活用した物流最適化の取り組みを開始いたしました。
異業種間の繁閑差を活用した物流最適化の 取り組み開始(PDF)
2026年6月12日に公表いたしました、キリングループロジスティクス株式会社との「異業種間の繁閑差を活用した物流最適化の取り組み開始」に関し、当社における取り組みの位置付けおよび今後の展開についてお知らせいたします。
本取り組みは、物流業界において顕在化する人手不足や需給の偏りといった課題に対し、業種ごとの繁閑差に着目することで、新たなリソース活用のあり方を実現する先進的な試みです。
当社の役割
当社は、本取り組みにおいて以下の役割を担っております。
- 派遣事業に関する許認可を活用した人的リソース提供
- 現場力を活かした即戦力人材の供給
- 倉庫・運輸双方の実務経験に基づく運用支援
具体的には、当社社員をキリングループロジスティクスのグループ会社に派遣し、物流センターにおけるフォークリフト作業等の現場業務を支援しております。
これにより、繁忙期・閑散期の差によって発生する人的リソースの需給ギャップを補完し、安定した物流オペレーションの実現に貢献しています。
本取り組みの特長
本取り組みは、単なる人員補完にとどまらず、以下の点に特長があります。
① 異業種間連携によるリソース最適化
飲料とタイヤといった性質の異なる商材は、従来は保管・輸送の制約から連携が困難とされてきましたが、「人的リソース」という観点で再定義することにより、新たな連携モデルを構築しました。
② 繁閑差を前提とした設計
従来はリスクとして捉えられてきた「繁閑差」を、相互補完の機会として活用している点において、持続可能な物流体制構築に資する取り組みです。
③ 現場主導による実効性
実際の物流現場に即したオペレーション設計により、即時的な効果創出と運用定着を両立しています。
今後の展開
当社は本取り組みを通じて得られた知見をもとに、以下の展開を推進してまいります。
- 異業種間連携のさらなる拡大
- 対象業務の拡張(倉庫業務・輸配送分野への展開)
- エリア横断での展開による広域最適化の推進
- 人材活用モデルの高度化(多能工化・専門スキル対応)
また、本取り組みを契機に、物流業界における「人材シェアリング」や「需給平準化」といった新たな仕組みの構築に貢献してまいります。
当社としての位置付け
当社は、倉庫・運輸の一体運営に加え、実務人材の供給力を活かした新たな付加価値の創出に取り組んでおります。
本取り組みは、単なる個別案件にとどまらず、
- 物流の2024年問題への対応
- 持続可能な事業運営
- 社会課題解決への貢献
といった観点においても重要な意義を持つものと位置付けております。
今後も当社は、現場力と柔軟な対応力を強みに、パートナー企業との連携を深化させ、物流の高度化と効率化に貢献してまいります。

